否定ではなく肯定を
自分の中で『怒り』を否定すると、器の小さな人になる・・・
「怒鳴ってはいけない」「怒ってはいけない」「態度に出してはいけない」と
自分の『怒り』を全否定して、心の内側に抑えていると。
そんなルールに反して『怒り』を出す他人を見ると。自分はこんなに我慢しているのにと・・・
イライラ・ザワザワ・ムカムカしてくる人がいます。
これは、「自分がこんなに我慢しているのだから、他者も怒ってはいけない」という
意味不明な押し付け思考になっています。
自分の中で『怒り』の否定を強く感じていると、『怒り』を出す相手に過敏に反応してします。
また、「怒りの否定で怒りを溜め込んでいる人」どうしが出会ってしまった場合には、激しい怒りのぶつけ合いが始まってしまう時もありますね。
(いつもいがみ合っている2人っていますよね。)
その状態は、お互いに自分の『怒り』で相手に「怒るな!」と訴え合い、怒りの増幅が生まれてしまいます。
・自分の中で、怒りを否定していると同類を引き寄せ、怒る場面を作り出しやすくなります。
「悲しみ(涙)」や「不安」といった、一見『弱さ』に思える感情を否定していると、
そんな『弱さ』を見せる人に対して「泣くな!」「弱すぎる!」などとまた、過度にイライラしてしまい、その言動により他者が周りからいなくなる、ということになるかもしれません。
『弱さ』を受け入れられず、『強さ』を絶対的なものと考え我慢や頑張りを強要することでしか自分の気持ちを表せない人になってしまいます。
本当は「おおらかなひと」「動じない人」「笑顔の人」といった
器の大きな人になりたかったはずが・・・
自分の中の『怒り』『不安』などを否定し続けるがために
自分の器が育てられずに、周囲が自分の気に入らない【敵】ばかりに見えてしまうというカラクリですね。
自分の感情を否定するということは、「感情に捉われている」ということと同じで
結局はその感情に支配されて振り回されていることになってしまうんですね。
自分の中の感情を全て否定することを考え直し
感情の押し殺しでなく、自分の中の感情と真摯に向き合い
「怯え震えてもいいんだよ」「嘆き悲しみも受け止めて」
「怒りがあっても大丈夫」「不安を感じることもあるさ」
と自分を認めてあげましょう。
自分の感情を否定し自分を愛せないのは悲しいことです。
自分の中に生まれた感情を肯定し、上手くお付き合いしていくのが
器の大きな人になれる第一歩かもしれないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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