感情を抑制するのが『アタリマエ』
なぜか好かれる人の特権
『感情的な人』と『感情豊かな人』の違い を説明しましたが
感情と言うもの自体は自分を動かすエネルギーだったり
喜怒哀楽を感じて人生をより豊かにしてくれるもののはずなのに
なぜ、うまく感情表現できない人が出てきてしまうのでしょうか?
現代社会においては、怒りに限らず、あらゆる感情を否定(抑制)する事を
当たり前のように教育されていきます。
家庭でも学校でも、
「怒っちゃいけない」「泣いちゃいけない」
「強くなくてはいけない」「我慢しなさい」
と子供の頃から言われ続け、無意識のうちに感情を否定(抑制)する能力が鍛えられてしまっているのです。
それどころか、「ちゃんと」「しっかり」「きちんと」「一生懸命」「真面目に」などを
小さい頃から求めすぎるが為に、「喜び」「楽しさ」を禁止される場合もありますね。
(スポーツの場面では「笑っていたら怒られた」なんてこともありますよね。)
日本、特有の【大人になる】ということ
「社会性を身につけ分別する・・・」
「顔色を窺い忖度する・・・」
「察した態度をとり気を遣う・・・」
出来るだけ感情を抑制、ガマン、コントロールし社会に適合することが
【大人になる】ということだと大きな勘違いがあります。
特に日本では「周囲に合わせられること」が大きな価値として捉えられています。
「私たちを生かし、幸せにする」はずのものが抑制されている・・・
『協調性』この言葉で説明する学校の先生などがいますが、全くの間違いです。
協調性=「立場や環境の異なる者たちがお互いに助け合うことで、同じ目標に向かって任務を遂行する能力」
※けっして「自分の感情を我慢(抑制)して他人に合わせることではないのです。
このような背景から、誰も気がつかぬうちに感情を否定(抑制)してしまっていることがあると思います。
それどころか、「感情を否定、肯定する」という概念すら
思考せずに生活している人が多いかもしれませんね。
自分の感情を否定(抑制)せずに向き合い方や付き合い方を考えていきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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