泣きたいときは泣く
涙には緊張を緩める役割がある!
「涙」は「大きなショック」から自分を守ために一時的にギュッと固まってしまった心を、解きほぐす役割があります。
子どもが驚いて一瞬「ビクッ!!」っと固まったあとに、泣き出しめしばらくして泣き止む、という事があります。
『涙(泣くという行為)』=『身体を緊張状態から緩んだ状態へと移行させる』
ショック緩衝材としての「涙」の役割で、ショックを受け固めた心を元の柔軟な状態へと緩めます。
涙を流したらスッキリした、という経験した人も多いでしょう。
涙を流すと交感神経優位の(緊張した)状態から、副交感神経優位の(解れた)状態に切り替わります。
涙を流し終わった後には、脳内ホルモンのひとつで強い鎮静作用がある「エンドルフィン」が増加します。
これが心身のリラックスにつながり、ストレスが解消へと向かうのです。
また、感情が高ぶったときに出る涙には、血中の何十倍もの濃度のマンガンが含まれていることもわかっています。
このマンガンが一定量を超えて体内に溜まってしまうと、うつ病のリスクが上がるという研究結果もあるそうです。
悲しい時はちゃんと悲しみ、泣きたい時にちゃんと涙を流してあげる。
このことが、自分を助けてあげることになるんですね。
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