二本松市 名目津温泉
美しい景観が満喫できて珍しい放射能泉が魅力!
二本松市から浪江町へと向かう国道459号から横道に少し入った所にある「名目津温泉」。阿武隈山地の名峰・日山(阿武隈山地で2番目に高い山)の麓を流れる口太川の渓流を見下ろす地域に、小さな施設が立つ。周囲の木々に溶け込むような静かなたたずまいだ。
かつて、「名目津の湯」として存在し、その湯は古くから皮膚病に効能があることで知られた。
旅館が建ち、湯治場としてにぎわった時期もあったが、昭和50年代に旅館が廃業するとともに廃れてしまった。地元住民だけが知る秘湯となり、外からは源泉の効能を知る人たちが湧水を求めてやってくるだけになっていた。
二本松市の地域振興策として整備され、2010(平成22)年7月にオープン。今では地域住民を中心に市内外から多くの人が集う日帰り温泉として、その名が知られてきている。
名目津渓谷を望む大浴場からは、式折々の景観を楽しめる。泉質は県内では珍しい放射能泉。
さらりとした肌触りの無色透明の湯。飲泉も可能で給湯室には専用の蛇口がある。
その湯を目当てに遠方から通うファンも多い。
利用無料の大広間はゆったりくつろげる畳敷き持ち込みOKでお弁当などを持参してのんびりすることもできる。
近くには「合戦場のしだれ桜」や「杉沢の大スギ」などもあるので、ドライブの立ち寄りにもオススメです。
利用時間 10時から20時まで(最終受付19時30分まで)
泉質 単純弱放射能冷鉱泉 ラドン含有量は58.8キュリー・ラドン
pH 6.4
源泉温度 12.5℃
最後まで読んでいただきありがとうございます。
その他の記事も読んでいただければ幸いです。