『ネガティブ』と『ボジティブ』と多様性
ネガティブとボジティブを良い悪いと分類しているのは頭であって、身体からすればどちらにも違いはなく、同じ役割をになっています。
ですから、ネガポジ両方の感情を理解することで、よりありのままに幸せに生きる術を身につけられます。
ポジティブ感情とは、快適で気分が良い楽しいと感じる感情のことです。
・新しい仕事にワクワク「興奮」し「喜び」を感じる。
・「平穏」な日々の中、「快適」な職場環境で「安心」を感じられる。
・仲間たちと交流し「温かな気持ち」なれる。
こんな感情でいられたら私生活や仕事も楽しくなりますね。
感情は「人を生かす」ためのものであることはわかりましたが、この喜びの感情はなんのためにあるのでしょうか?
ネガティボの感情が自分の鉄壁の「守り」であれば、ポジティブの感情は積極的な「攻め」です。
喜びの感情は「人間の可能性を広げ、成長を促すもの」でひとつのサインです。
人間が新しいことへ『挑戦するためのエネルギー』だと言えますね。
喜びが生み出す効果とは
人間は、他の動物よりも「好奇心」や「探究心」が強い生き物です。
今の環境に適応して生きていくためならば、必ずしも「好奇心」は必要ありません。
それどころか、余計な「好奇心」を発揮したことにより、命を落としてしまう危険性さえあります。
その一方で、「好奇心」や「探究心」がないと大きな成長や新しい発見はありません。
これまで、人類は山や海や宇宙を探索し、科学技術や医療を発展させ、さまざまなチャレンジを続けることで、今の文明を作り上げてきました。
人間は「好奇心」「探究心」の『ワクワク』という感情を原動力とすることで、その世界を広げてきたのです。
あわせて、穏やかなポジティブ感情は、「安全であることを教えてくれる感情」でもあります。
「安らぎ」や「満足」で安全な場所を整え「ワクワク」「喜び」でチャレンジし成長する。
ポジティブな感情とはより良い方向へ自分を導いてくれるものなのです。
ここでまで説明してきて、とても不思議なのは、幸せや喜び、興味のワクワクをどんなことに感じるかは、人によって全く異なっており、それ自体が神の采配のようにバラバラということです。
近年「多様性」という言葉がよく使われ耳にしますが、実はこれこそが我々人類に組み込まれた生き残りや成長のプログラムだと思います。
みんなが違う方向に向かい、その分野を幸せや喜びを感じ、興味を持ってワクワクと開拓していくことで、集団として生きる人間全体の可能性が広がっていくことになるのです。
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